北条某、興津摂津守の功を賞し同族将監の知行を保障する

城中自始馳走感悦也、弥忠節奉公不可有由断由肝要候、然者同名将監跡職   被官給共、知行分宛行所不可有相違候也、仍如件、 三月廿三日 興津摂津守殿 →戦国遺文 今川氏編2244「北条某書状写」(国立公文書館所蔵諸家文書纂所 北条某、興津摂津守の功を賞し同族将監の知行を保障する

後北条モノリス

東京の浜松町駅から見下ろせる位置に、旧芝離宮公園がある。 近世に小田原を治めた大久保氏は一度失脚しており、その後盛り返したのが大久保忠朝。老中にもなった忠朝が四代家綱から埋立地を拝領したのが、ここに庭園ができるきっかけに 後北条モノリス

今川氏真、西原源太に、掛川城で西原善衛門尉が活躍したことを賞す

就今度駿府錯乱、懸河城江相移之処、西原善衛門尉有同心、捨身命馳走之段、無比類候、本意之上、此旨氏康へ可申立候、恐々謹言、 十二月十六日 氏真(花押) 西原源太殿 →戦国遺文 今川氏編2205「今川氏真書状」(西原文書) 今川氏真、西原源太に、掛川城で西原善衛門尉が活躍したことを賞す

引いて用いるということ

何だかここ最近の日本では、引用・転用・盗用の区別が曖昧になっているような気がする。というのも、『無断引用』という言葉がテレビ・新聞で多く用いられているためだ。この言葉は『引用』の語義を誤っており、成り立っていない。 ネッ 引いて用いるということ

朝比奈泰朝ら、大澤氏らに、掛川城の様子を伝え忠節を求める

今度不慮之儀不及非是候、雖然、当城ヘ御移被成、御供衆■■衆数多被楯籠候、御兵粮其外てつ放・玉薬・御矢以下五三年之間不足有、為物主可打入之由候、御本意程有間敷候、就中、当城堅固ニ被拘由、毎度之御忠節候、畢境此時候条、可被尽 朝比奈泰朝ら、大澤氏らに、掛川城の様子を伝え忠節を求める