検索方式の変更
WordPressの検索機能が拙劣だったため、以下の点を変更した。 Googleサーバを使った検索『GoogleCustomSearch』を導入 WordPressの検索で結果に該当部分の引用を表示 WordPressオ …
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書出 一此度就御弓矢、当郷ニ有之為男程之者、先年之任吉例、桧原谷為御加勢被仰付候、平山右衛門大夫一左右次第、速為男程之者、彼谷へ相集、可走廻候、他所へ於罷越者者、従類共ニ可被処死罪事、 一於桧原相渡普請之儀、是又無ゝ沙汰 …
伊藤潤・乃至政彦の共著で、洋泉社の文庫yから刊行されている。 先週紹介した『上杉景虎―謙信後継を狙った反主流派の盟主』(以下前書)と同じモチーフを扱っている。第2章までを関東の戦国史概観に据えていることから、調査初心者に …
『クビライの挑戦 モンゴルによる世界史の大転回』(杉山正明著・講談社学芸文庫)を読んで、考え込んでしまった。 この本は丁寧な解説でモンゴル帝国の成り立ちと限界点が紹介されている良著で、世界史の授業でよく言われる「モンゴル …
山鳥・蝋燭到来候、仍干海鼠・海鼠腸遣候、然而諸軍勢悉打着候、諸山手ニ為陣取候、眼前之事、善悪ニ付而可心安候、如顕先書、上州之儀者、沼田一城ニ極候、心ミしかく擬候而者、一向可為無届候、其塩味専一候、普請与くらい物者、此両様 …
伝奇的な扱われ方が多かった上杉景虎だが、本書(今福匡著・宮帯出版社)は同時代史料を重視した重厚な内容になっている。巻末には可能な限りの原文掲示もされており、読者へのフォローも適切に行なわれている。 上杉景虎を語る場合には …
昨年(2010年)夏に中津へ立ち寄ることがあり、中津城に行ってみた。 本丸に作られた大天守を望む。高さから言うと、5層で過不足はないと思うが、建坪が少ないので異様な感じがする。松本城天守が上層の逓減率が低く頭でっかちなた …
掟 一当郷ニ有之者、侍・凡下共ニ廿日可雇候、行之子細有之間、悉弓・鑓・鉄炮何にても得道具を持、何時成共、一左右次第、可罷出事、 一此度若一人成共、隠而不罷出儀、後日聞届次第、当郷之小代官并百姓頭可切頸事、 一惣而為男者ハ …
無沙汰とは沙汰がないことを指すが、具体的には以下の事例のように使われている。義務を果たさないというニュアンスが最も強く、社会的な状況から徴発の無視・サボタージュの例が多いようだ。 外交に関わるもの 万乙景虎可存無沙汰覚悟 …
『戦国を生きた公家の妻たち』 (後藤みち子著・歴史文化ライブラリー)を読んだところ、最近の日本で取り沙汰されている夫婦別姓に関して考察されていたのが面白かった。戦国時代になるまでの公家では、女性の地位が低く夫や子供と同じ …