『上杉謙信の夢と野望』
上杉輝虎の視点から関東出征を描いている。概ね合っていると思うのだが、後北条・今川を中心に調べている身からすると色々疑問がある。 ●氏真の塩荷抑留について永禄11年と比定しているが、永禄11年12月18日に駿河方面斥候とし … 『上杉謙信の夢と野望』
上杉輝虎の視点から関東出征を描いている。概ね合っていると思うのだが、後北条・今川を中心に調べている身からすると色々疑問がある。 ●氏真の塩荷抑留について永禄11年と比定しているが、永禄11年12月18日に駿河方面斥候とし … 『上杉謙信の夢と野望』
またAndroidの話だが、『和時計』というアプリが面白い。GPSで割り出した緯度・経度から日出と日没の時刻を設定。それを不定時法に割り当てて「明け六つ」「お八つ」を体感できる。12支を2時間ごとに振ったものも併記されて … アプリ『和時計』
漸く手が空く目途が立ってきた。来期予算の可否で部署の面々とその家族の1年の生活が変わるだけに、毎年苦しむ。 そんな折は戦国の小領主に思いを馳せる。私の場合、どんなに失敗しても死者は出ない。それでも部下が増える度にプレッシ … 何せうぞ くすんで
つるぎの屋 和暦西暦皇紀干支一覧 干支と改元月日、閏月が記戴されているので、とても使い易い。中世末だとかなり下までスクロールしなければならないのが唯一の難点だが、改元月日があるのは素晴らしい。
『記憶の歴史学』(金子拓著・講談社メチエ選書)を半ばで止め『戦国北条五代』に切り替えていたが、再び読み進めている。 これはかなり挑戦的な内容だ。文献史学では、普通一次史料を疑わない。しかし、現代でもよくある事だが、記憶と … 史料の根本的な成立を考える
とりあえず新たに仕入れた記述を備忘。 北条改姓は1523(大永3)年に氏綱から行なわれたが、氏康は大永5年まで伊勢姓のまま(100頁) 北条氏照は1555(弘治元)年足利義氏元服式で氏康と共に登場するのが史料初見(168 … 『戦国北条氏五代』読了
使い続けていたカメラがいよいよ10年落ちとなったこともあって、買い増した。 これまで使っていたのがカシオの初代Exilim、EX-S1。光学ズームはないしパンフォーカスだしマクロもダメだし画素数1.2メガだし、と殆ど玩具 … カメラとGPS
ここ暫く、天文12(1543)年に生まれたある女性の事を記してきた。彼女は源氏の名門武田氏の嫡流である武田晴信の長女であり、母はその正室円光院殿。京の公家でも名門の転法輪三条家出身である。 天文23(1554)年の12月 … 氏政室の足跡まとめ
NHKの大河ドラマ『清盛』が始まったので観てみた。大体この手の主人公は栄達するかその寸前で悲劇的な死を迎えるかのどちらかなので、平清盛という半端な死に様をどう描くのか興味があったので。 結果、初回冒頭で全体の方向性と結末 … ドラマ『清盛』を観て
『戦国北条氏五代』第一章伊勢宗瑞を読了。宗瑞の実年齢や火牛の計の虚構性など、新説がコンパクトにまとめられているのはよい。扇谷上杉氏との関係性もとても判りやすい。 氏時(大虚院殿)が享禄4年8月18日に死去。翌年の享禄5/ … 大虚院殿の事