於其地昼夜其[共]走廻由候、誠御忠節候、弥被尽粉骨此時候、氏真御本意上者、御褒美儀、必可申立候、為其及一札候、恐ゝ謹言、

氏康(花押影)

興津摂津守殿

→戦国遺文 今川氏編2243「北条氏康書状写」(国立公文書館所蔵諸家文書纂所収興津文書)

永禄11年に比定。

その地において昼夜ともにご活躍とのこと。本当にご忠節です。ますます粉骨を尽くされるのはこの時です。氏真が御本意の上はご褒美するようにと、必ず申し立てましょう。そのために一筆をしたためました。

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