『戦今』が終わらない

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鳴海原合戦についてはほぼ考証が固まっているのだが、『戦国遺文　今川氏編』の刊行完了を待って結論を出そうと考えている。 いるのだが、全3巻の予定が終わらずに第4巻を1年以上待った。そしていよいよ今週末の4月25日に発売とな … 『戦今』が終わらない

穴山信君、惣左衛門・助兵衛尉・六郎左衛門尉・清三郎・兵衛門尉の軍役参加を賞す

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就両国之不和、今度御出馬之処ニ、早々出仕被申候、必進退相当之望可申上候、可相調候、猶帯金可申越候、恐々謹言、 十二月七日 　信君(花押） 惣左街門殿 助兵衛尉殿 六郎左衛門尉殿 清三郎殿 兵衛門尉殿 →戦国遺文　今川氏編 … 穴山信君、惣左衛門・助兵衛尉・六郎左衛門尉・清三郎・兵衛門尉の軍役参加を賞す

手前

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近世（江戸時代）のドラマで現代人はよく知っているかも知れない。任侠で仁義を切る台詞に「手前、生国は相模でござんす……」というものがある。また、商人が自称として「手前ども」という。 では、具体的に戦国期の人々は「手前」をど … 手前

葛山氏元、鈴木若狭守・武藤新左衛門尉・芹澤玄蕃允に、過所銭納入を求める

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過書銭之儀、当■殊外上之由申条、三人前急度可納所、塩荷被留候条、只今まて上候荷物之儀可納所、為其小者秋若遣者也、仍如件、 永禄十年卯 [印文「萬歳」Ⅲ型]八月十七日 鈴木若狭守■ 武藤新左衛門尉殿 芹澤玄蕃允殿 →戦国遺 … 葛山氏元、鈴木若狭守・武藤新左衛門尉・芹澤玄蕃允に、過所銭納入を求める

北条氏直、前田源六郎に、氏政上洛遅延にかかる秀吉の動向伝達に感謝する

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飛札令披閲候、氏政上洛延引之儀、内証被申聞、喜悦之至ニ候、秀吉心底難量候上者、於氏政可為隔意候歟、猶期後慶時候、恐ゝ頓首、 十二月八日 氏直(花押) 前田源六郎殿 御宿所 →小田原市史1985「北条氏直書状写」(古文状) … 北条氏直、前田源六郎に、氏政上洛遅延にかかる秀吉の動向伝達に感謝する

北条氏照、某に、武田晴信の駿河侵攻と今川氏没落を伝え、同盟を打診する

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雖思慮不浅、馳愚札候、抑駿・甲・相更不離御間ニ候処、無意趣茂、以国競望之一理、今般自甲駿州へ乱入候、然ニ当方江之表向者、駿・越申合、信玄滅亡之企被取成候、此処慥承届之間、此度及手切之由、自甲被申越候、然則貴国へ内通故歟、 … 北条氏照、某に、武田晴信の駿河侵攻と今川氏没落を伝え、同盟を打診する

北条氏政の斎号

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何だか最近堅苦しいことばかり綴っているので、たまには与太な話を。 黒田氏版の後北条年表で、北条氏政が隠居して『載流斎』を名乗ったと書かれていた。これは明らかな誤記で、正しくは『截流斎』である。『載流斎』にはルビで「さいり … 北条氏政の斎号