足利義氏、那須修理大夫に服属を求める
態申遣候、抑今般世上之風波、各ゝ是非之言上無之候、不審候、縦対氏康者、恨繁多候共、累代之忠信云、非見除可被申候、仍長尾景虎越河、至于豆相武令出張候、二三代至取来弓矢之上、無是非次第候、然者氏康以外戚之好、対御当家、万乙景 …
態申遣候、抑今般世上之風波、各ゝ是非之言上無之候、不審候、縦対氏康者、恨繁多候共、累代之忠信云、非見除可被申候、仍長尾景虎越河、至于豆相武令出張候、二三代至取来弓矢之上、無是非次第候、然者氏康以外戚之好、対御当家、万乙景 …
国土変遷アーカイブにある写真には、終戦直後の鳴海城が写っている。大雑把にトレースすると以下のようになる。 北の成海神社から伸びてきた稜線が、扇川手前で崖を形成する。それが瑞泉寺から鳴海城にかけてのラインとな …
先日知り合いより、冷泉家主催の和歌についての講演会に誘われた。私が歴史好きなのを知っているので、打診してくれたようだ。しかし、残念ながら苦手なのである。クラシック音楽を聴くのと同じで、鑑賞すると猛烈な眠気が襲ってくる。生 …
信越川中嶋合戦之刻、北越之押抜群之事候間、依之永五拾貫文加増并腰刀一振被下置候条、被仰出候、仍而如件、 永禄四[辛酉]十月二日 中村大倉殿江 馬場美濃守 奉之 →神奈川県史 資料編3「武田家朱印状?写」(新編相模国風土記 …
2007(平成19)年のNHK大河ドラマが『風林火山』だったことから、数多の武田系書籍が刊行されたが、その殆どが真摯な実証よりは通説を重視した内容だった。 その中で、新書ながら異彩を放った本格派『武田信玄と勝頼―文書にみ …
大村家盛紀行文によると、彼は1日辺り8~9里(32~36km)歩いて旅行している。1日頑張るのであれば現代人でも可能だと思うが、備中国から武蔵国までこのような速度で移動するのは不可能だと思う。 とはいえ不可能だと思うのは …
禁制 右、当手之軍勢甲乙人等、於月行寺濫妨狼籍之事、若此旨至于違犯之輩者、可処罪科之状、依仰如件、 閏三月三日 時茂(花押) →「里見義弘禁制」(妙本寺文書) 右、こちらの軍勢と軍属が月行寺において暴行を行なうことについ …
閉館時刻間際の国会図書館。机上には『愛知県史』、『戦国遺文 武田氏編』。付箋でマーキングした文書は20件以上で、とても間に合いそうにない。が、今を逃せばデータ起こしできるのは2ヶ月以上先になってしまう……。 ところが、変 …
どの戦で天守が「司令塔」だったのか?? 上記はいつも拝読している『城の再発見!』ブログのエントリーだが、大坂夏の陣屏風絵で描かれた天守では窓に女性の顔があることを指摘している。また、城主が天守に登るのは落城が決定的になっ …
制札 木村奏者 右、江嶋房中之義、不可有相違候、自当地之衆乱妨令停止候了、併小屋之者共ハ、可被押払者也、仍如件、 永禄四酉 三月廿七日 江嶋 房中 →「北条康成制札」(岩本院文書) 右、江ノ島房内のこと、相違 …