[端裏書]「原河讃岐入道殿」
今度忩劇之砌、捨財宝兄弟共ニ懸川ヘ相越走廻之儀、忠節之至也、於本意之上可加相当之扶助、弥可抽忠節者也、仍如件、
永禄十一年 十二月廿八日
 氏真(花押影)
原河讃岐入道殿

→戦国遺文 今川氏編2222「今川氏真感状写」(埼玉県・足立文書)

 この度の紛争の際に、財宝を捨てて兄弟ともに掛川へやって来て活躍したこと。忠節の至りである。本意の上は相応しい扶助を加えましょう。ますます忠節にぬきんでるように。

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