北条氏康、某に、茂呂氏を介しての従属を歓迎する
態以一札令申候、於今度働之上、当方一味茂呂方江如前ゝ入魂之由候、肝要至極候、弥以茂呂方可被相談事専要候、涯分可見次申覚語ニ候、猶使者可申候、次為祝儀、太刀一腰進候、恐ゝ謹言、 四月十日 氏康(花押) [宛名欠] →小田 …
態以一札令申候、於今度働之上、当方一味茂呂方江如前ゝ入魂之由候、肝要至極候、弥以茂呂方可被相談事専要候、涯分可見次申覚語ニ候、猶使者可申候、次為祝儀、太刀一腰進候、恐ゝ謹言、 四月十日 氏康(花押) [宛名欠] →小田 …
至于当口出陣、定而可為御満足候、今日者河鰭ニ取陣、佐野・新田領可放火候、然者御同名蔵人方十騎計ニて、茂弾手へ可被差越候、彼口案内者之由候間、諸事可相談候、将又新田覚ニ候間、一勢可遣候由、茂弾被申候、大谷藤大郎遣候、猶沢弥 …
向佐貫敵動候処、不移時日被懸付、於宿城被走廻由候、肝要候、城内同心大切候、万事茂周被相談、堅固之備尤候、猶岩本可申越候、恐ゝ謹言、 卯月廿二日 氏康(花押) [宛名欠] →戦国遺文後北条氏編412「北条氏康書状」(千葉 …
両君御間儀、御無為奉歎候処、結句逐日増進様候、顕実・憲房間事、是又色ゝ様ゝ雖令教訓候、為事不成、剰鉢形三日不被相拘落居、言説不及候、只今極一身様候、万耄昧迄候、簡要憲房ニ被仰合候者、可為御本意候、此旨可令得尊意給候、恐惶 …
先度令啓候、伊東九郎方被并為茂馬、小田原・七沢以来度ゝ合戦、被致粉骨候、自御屋形様被成御感候者、猶以忝可存候、恐ゝ謹言、 長亨二年五月十六日 大膳亮為茂 謹上 平子平左衛門尉殿 →神奈川県史 資料編36380「大膳亮為 …
其地新田近所候処、搆要害夙夜致辛労之由、聞召候、誠以神妙候、已顕実向両庄、可成行之段、被申上候、其間事堅固相拘候者、猶以可感思召候也、 六月十三日 (政氏花押影) 冨岡玄蕃亮殿 →戦国遺文 古河公方編1967「足利政氏 …
自堀内之文箱等給候、毎事懇之条、難謝候、向後弥対堀内無等閑候者、本懐満足候、仍徳恵首座帰路ニ委曲被申越候、喜悦候、国中速静謐、目出大慶候、猶以無油断様、意見肝要候、疵未思様候哉、被印判候、無心元候、定漸ゝ可為自由候歟、将 …
去十五日簡札一昨日到着、具披閲、抑旧冬招越越州衆進発、然間、武相両州敵城、或自落、或攻落候之故、速静謐、依之懇切承候、快悦之至候、仍治部少輔朝良令隠遁、名代事彼家老者歎候間、言上之処、可被相任之段、被成御書候、如斯之上、 …
就武州上戸難儀、各差遣候処、向相州相動候由、注進到来、数日陣労察之候、謹言、 十二月六日 房能(花押) 発智六郎右衛門尉殿 →神奈川県史 資料編36448「上杉房能感状」(発智文書) 1504(永正元)年に比定。 武 …
先刻如啓候治部少輔并今川五郎・伊勢新九郎入道対陣、於軍者、可御心安候、既 公方様御発向之上者、不移時日、自身出陣候様、武田五郎方へ被届可然旨、遅々不可有曲候、巨細長尾右衛門尉可申述候、恐ゝ謹言、 九月廿五日 顕定(花押 …