使い続けていたカメラがいよいよ10年落ちとなったこともあって、買い増した。
これまで使っていたのがカシオの初代Exilim、EX-S1。光学ズームはないしパンフォーカスだしマクロもダメだし画素数1.2メガだし、と殆ど玩具なのだが、1秒以内での起動、100グラム以内という軽さ、何よりも踏んでも壊れない頑丈さ。末だに捨てがたい逸品である。
とはいえ、やはり暗さや逆光には弱く、撮れないシチュエーションになると全く役に立たない。滅多にフィールドへは行かぬ身ではあれど、これは余りだろうとメインカメラを物色し、S1と同じカシオのEX-H20Gを入手した。最近登場したGPS付きカメラの中で座標測定は随一という。
年末個人輸入で手に入れたAndroid機のSamSung GT-N7000もロシアのGPS衛星を捕捉する上に、気圧計で標高から座標測定するようなので楽しみ。
ジオタグ写真は撮るだけで史跡の現状と位置を記録できるのだから、歴史好きにはもってこいだとつくづく思う。などと書きつつ、職場の目の前の江戸城すら行けない日々が続いている。無限嘆息。
※ちなみに、白い方が旧機EX-S1。ストラップ代わりに虫眼鏡を付けてマクロレンズにしていたという。