北条氏康、豊前山城守の年賀に応える
(切紙)改年吉兆不可有尽期候、殊為祝儀白馬并不老丸五種給候、珍重候、仍簀巻三進之候、表一儀計候、余賀重可申述候、恐々謹言、 正月十四日 平氏康(花押) 謹上 豊前山城守殿 →神奈川県史 資料編3「北条氏康書状」(栗田輝永 …
(切紙)改年吉兆不可有尽期候、殊為祝儀白馬并不老丸五種給候、珍重候、仍簀巻三進之候、表一儀計候、余賀重可申述候、恐々謹言、 正月十四日 平氏康(花押) 謹上 豊前山城守殿 →神奈川県史 資料編3「北条氏康書状」(栗田輝永 …
愚身腹中先日之以良薬悉平癒候、公用中養性薬迄用度候間、重而可被御意候、従今朝無之候、五三日者取乱、無音申候、本意之外候、かしく、 豊前山城守殿 氏政 →神奈川県史 資料編3「北条氏政書状案写」(古文書八上) 私の腹中 …
今度彼煩諸医者失行、既不可有存命由存処、貴辺以御療治得験気、平癒候、誠奇妙不浅次第候、於氏政厚恩不知謝所候、仍刀一[正宗]、久令所持不離身候、并黄金卅両、進之候、委細猶助五郎可申候、恐々謹言、 十月十一日 氏政 →神奈川 …
急度以使申候、源三散ゝ煩由申越候、一段致恐怖候、貴辺憑入度由、遣使由不及候、御苦労候共、一夜帰、早ゝ御越御覧被届、一薬憑入外無他候、猶嶋津弥七郎可申候、恐々謹言、 正月十日 氏政(花押) 豊前山城守殿 →神奈川県史 資料 …
永代売渡申道者之事[大世古宗左衛門 尾張国一円] 在所尾張之国なこ屋一円 なこ屋殿 ろつく 久保 竹嶋 ひろい たわた 井野 おたい 杉之南方 きよす 宮 わた わつゝ おしきり 右件之道者々、宗左衛門方代々知行候を、大 …
「然」「而」は、それぞれ前の状態を継続する語義を持っている。ところが、『古文書古記録語辞典』で「然而」の項には不自然な解説が見受けられる。 然而 しかれども されど、しかしながら。 ここに書かれた逆接の意味は、少なく …
上様御出陣之時被下候分 一御具足一両甲小具足共ニ 一走当六料 一御馬壱疋 鞍かい具共ニ[但御陣之間者御馬屋方より馬をかわせられ候、] 一御はきそへ 一夫丸 五人 一夫馬 壱疋 一御扶持拾人ふち 一陣僧 壱人 一鍬 一具 …
武衛様御陣所度々火事之事 一[永正七年十二月廿八日夜]まきの寺御陣所火事にて花平へ御移候、 一[永正八年 午剋時分]正月五日 花平御陣所・御番所・同御たい所火事 一 二月廿日夜[子剋時分]すゑ野殿御陣所并御被官衆陣所卅間 …
(懸紙ウハ書)「 福島和泉守 範為 相阿 御宿所 」 尚々路次不自由之処、結句武衛出張ニ付候て御礼遅々候、余ニ無沙汰之様ニ可被思召候条、先被申入候、春ハ早々御礼可被申候、能々御意得肝要候、又 …
就遠州之儀、従屋形管領へ依懇望被申子細候、去春以来当国致滞留候、就其自屋形以書状被申入候、尤可致持参候之処、西口調儀火急ニ付而、顕定得御意、早々可罷立之由、被申付之間、乍存候、右趣者、遠州之儀無故駿州今川方競望候、雖被存 …