コンテンツにスキップ

北条氏康、豊前山城守の年賀に応える

(切紙)改年吉兆不可有尽期候、殊為祝儀白馬并不老丸五種給候、珍重候、仍簀巻三進之候、表一儀計候、余賀重可申述候、恐々謹言、

正月十四日

平氏康(花押)

謹上 豊前山城守殿

→神奈川県史 資料編3「北条氏康書状」(栗田輝永氏所蔵文書)

 改年の吉兆を期し尽くすことはありません。特に祝儀として白馬と不老丸5種をいただきました。珍重に思います。よって簀巻3つを進呈します。形ばかりです。余賀が重ねて申し述べるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です