上様御出陣之時被下候分
一御具足一両甲小具足共ニ
一走当六料
一御馬壱疋 鞍かい具共ニ[但御陣之間者御馬屋方より馬をかわせられ候、]
一御はきそへ
一夫丸 五人
一夫馬 壱疋
一御扶持拾人ふち
一陣僧 壱人
一鍬 一具
一なた 壱ケ
一鶴嘴 壱本
一かなほう 壱本
一五六 三丁 是ハ御幡之御用ニ入、
以上 海老江丹後守 元喜
大永七[丁亥]年八月十五日
弥六殿
→戦国遺文 今川氏編「海老江元喜具足随身等注文写」(広島大学日本史学研究室所蔵海老江文書)
五六は五寸と六寸で構成された角材。