今川義元、武田晴信に、同信虎の女中衆・隠居分について催促する
内々以使者可令申之処、惣印軒可参之由承候際、令啓候、信虎女中衆之事、入十月之節、被勘易筮可有御越之由尤候、於此方も可申付候、旁以天道被相定候者、本望候、就中信虎隠居分事、去六月雪斎并岡部美濃守進候刻、御合点之儀候、漸向寒 …
内々以使者可令申之処、惣印軒可参之由承候際、令啓候、信虎女中衆之事、入十月之節、被勘易筮可有御越之由尤候、於此方も可申付候、旁以天道被相定候者、本望候、就中信虎隠居分事、去六月雪斎并岡部美濃守進候刻、御合点之儀候、漸向寒 …
妙法寺記 此年六月十四日ニ、武田大夫殿様、親ノ信虎ヲ駿河国へ押越申候、余リニ悪行ヲ被成候間、加様被食候、去程ニ地下侍・出家・男女共、喜致満足候事無限、信虎出家被成候而、駿河ニ御座候、 この年6月14日に、武田大夫の殿様 …
従信州奥へ御移候由承、内々御床敷奉存候処、御使僧并御芳札苟以畏入候、特更種々贈被下候、是亦祝着令存候、如何様来春以使者万端可申伸候、来七日駿府へ罷越候、取乱之条、早々覃御報候、非無沙汰候、委曲令付与彼御使僧口上之由、可得 …
遠江国西手中尾生城、二俣近江就上表中、斎藤四郎衛門依申、長能ニ申付就、然者西手知行分、如二俣時為不入可所務、并奥山之儀領掌訖、彼地之下人等引付致所務、有在城可励忠節者也、仍如件、 天文四年乙未年十月十八日 氏輝 判 匂坂 …
駿河国下方内大塚郷雅村太郎左衛門尉為久名主職此内神尾右京亮譲分共、并新屋名等之事 右、代々証文近日逢盗賊失却云々、縦従他之手雖出之、不可有許容、兼又親類割分事、於令同心者可為如前々、至于有異儀者、為久宜様可相計、定納年貢 …
態申候、仍被寄存知栗毛馬到来、御懇之儀候、寔祝着之至候、猶佐久間可申候、恐々謹言、 十二月廿八日 三介 信長(花押) 三宅孫介殿 進之候、 →愛知県史 資料編11「織田信長書状」(織田文書) 花押の形状より15 …
今度合戦付而親討死之由、無比類忠節候、弥其表之儀、馳走可為祝着候、於本意一所可申付候、恐々謹言、 (異筆)永禄六年 三介 信長(花押) 毛利小三郎殿 →愛知県史 資料編11「織田信長感状」(毛利文書) この度の合戦にて …
「権現様御判物写」 大浜郷惣寺領、元康代仁雖落置之、只今為新寄進返付畢、於末代不可有相違、勤行無懈怠可被相勤者也、仍如件、 蔵人佐 元康(花押) 永禄弐年己未 十一月廿八日 大浜 惣寺方 →新編岡崎市史「松平元康判物写」 …
「権現様御判物 参州大浜村 下之宮神主」 大浜郷両熊野領、元康代仁雖落置之、只今令寄進畢、縦百姓等雖令買得、為新寄進返付上、於末代不可有相違、神社之修理、不可有無沙汰者也、仍如件、 蔵人佐 元康(花押) 永禄弐年己未 十 …
今度貴所御働、無比類之段、元康江則申聞候、異御うち取候段、是又無比類候、御手いかゝ御座候哉、拙者相意得候へ之由、元康被申候、重而可申入候、恐々謹言、 七月廿八日 酒左 忠次 筧平十郎殿 →新編岡崎市史「酒井忠次書状写 …