上杉憲政、河角三郎左衛門尉に窮状を伝え上杉輝虎への助力を依頼する

猶ゝ、越年之義不成事候、各有談合、一途輝虎相心得任入候、鳥目召仕之者共ニ出候へとも、令侘言、及暇令闕落候、爰元可察候、 雖未相届申越候、爰元越年之事、不調不尋常候、如何も自要害合力、参千疋被越候へとも、世間只今之義相替候 上杉憲政、河角三郎左衛門尉に窮状を伝え上杉輝虎への助力を依頼する

佐田舎人、上杉憲政、上杉景虎などについての覚書を提出

(端裏押紙)「三俣将監与佐田舎人」 覚 一 関東江 御出馬之始者、かのへ申之年、関東御手ニ入、みつのへいぬの年、鎌倉八幡宮ニ而、官領職謙信様江ゆつり御申被成、諸大名衆御祝儀被成候由、及承候、 一 永禄二年かと覚申候、越後 佐田舎人、上杉憲政、上杉景虎などについての覚書を提出

上杉憲政、白井長尾憲景に足利長尾氏の所領を宛行なう

其方同名之仁等始、八州悉北条与一味、既ニ及切腹候事、前後忠信不可有比類次第候、於治国ハ、為加恩其方同名但馬之一石差出置之候、尤名字中之可為棟梁者也、仍如件、 永禄元年 五月五日 憲政 長尾孫六殿 →群馬県史「上杉憲政判物 上杉憲政、白井長尾憲景に足利長尾氏の所領を宛行なう

12月の更新

12月1日からのエントリーでは、古文書のアップを優先する。これは2月に刊行予定の『戦国遺文 今川氏編2』によって今川氏関連文書が増える予想に備えるものであり、また、様々な論の展開に必要な文書を補充する目的もある。 いつも 12月の更新