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足利政氏、冨岡玄蕃亮に、居城の守備をねぎらい、顕実の作戦中は堅持するよう指示する

其地新田近所候処、搆要害夙夜致辛労之由、聞召候、誠以神妙候、已顕実向両庄、可成行之段、被申上候、其間事堅固相拘候者、猶以可感思召候也、

六月十三日

 (政氏花押影)

冨岡玄蕃亮殿

→戦国遺文 古河公方編1967「足利政氏御内書写」(内閣文庫所蔵冨岡家古文書)

1528(享禄元)年に比定。

 その地は新田の近所ですから、要害を構え一日中ご心労のこと聞きました。本当に神妙です。既に顕実が両庄へ向かい作戦を講じるだろうと報告がありました。その間堅固に守備するならば、さらに感じ入るでしょう。

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