斎藤利政、織田玄蕃允に織田家の事情を継続して報告するよう依頼する
御札拝覧申候、御家中之體、如仰外聞不可然次第候、於此方令迷惑候、不寄退候間共、不被捨置可被仰談事可然候、何篇重而以使者御存分可承候、三郎殿様雖若年之義候、不謂御苦労可為尤候、猶ゝ期来音候、恐惶謹言、 六月廿二日 道三(花 …
御札拝覧申候、御家中之體、如仰外聞不可然次第候、於此方令迷惑候、不寄退候間共、不被捨置可被仰談事可然候、何篇重而以使者御存分可承候、三郎殿様雖若年之義候、不謂御苦労可為尤候、猶ゝ期来音候、恐惶謹言、 六月廿二日 道三(花 …
急度馳筆候、仍聞得分ハ、濃州一変、殊因幡山被則由、雖不初儀候、無比類擬目出度、為其不取敢以脚力申送候、何様重而可申遣候、恐々謹言、 七月十三日 輝虎(花押) 織田尾張守殿 →愛知県史 資料編11「上杉輝虎書状」(織田信長 …
就濃州之儀、尾張守如存分被申付、為祝儀宝蔵院差越被申珍重候、殊更時宜可然之由候、於良頼本望候、弥長久被仰談候者尤ニ候、於様躰者、宝蔵院・竜蔵坊可被申候条、不能具候、恐々謹言、 六月十五日 良頼(花押) 山内殿 →愛知県史 …
就尾州矢止儀、人質同心感悦処、信長乱入儀驚入候、雖然尚以参洛之事対尾張守申遣之間、最前之筋目無相違様令馳走者可為神妙、猶信恵可申候也、 閏八月廿六日 (足利義秋花押) →愛知県史 資料編11「足利義秋御内書」(名古屋市博 …
去ゝ月、此方使僧帰路之節、尊書并貴国家老従両人芳問、何以致拝披候、条々御懇之趣、本望之至候、其以来、則太守へ竜興雖可被申展候、遠山かたへ始末被迎送、彼方誓紙已下相固、可為申候歟、是又御指南次第候、両所へ愚報乍恐可預御伝達 …
諸荷物馬壱疋、国中往還之事、於末代違乱有間敷者也、仍如件、 永禄参申 九月日 (織田信長花押) 生駒八右衛門とのへ →愛知県史 資料編11「織田信長判物」(生駒文書) 荷物用の馬1疋、国内の通行に関して認めること、末代 …
禁制 剣光寺 一甲乙人等竹木伐執之事 一於寺内殺生之事 一門前百姓等諸役申懸之事 一詞堂領年貢令無沙汰之事 一檀那寄進違乱之事 右条々、相背輩在之者、可処厳科者也、仍如件、 永禄四 三月日 広良(花押) →愛知県史 資 …
年来父六郎左衛門尉相拘名職并知行等之事 一桂野郷名田之事、弐拾五貫六百文、田畠・山屋敷・同居屋敷共、従此内公方年貢六貫六百文有之、 一年来出置知行之事 一九久平郷拾参貫文、内徳共山河屋敷有之、桂野郷六貫文、山中郷拾壱貫文 …
禁制 北野村真福寺 一甲乙人濫妨之事 一陳取・放火之事 一伐採竹木事 付諸役免許之事 右条々、於違犯之輩者、速可処厳科者也、仍下知如件、 永禄四年五月 日 (織田信長花押) →愛知県史 資料編11「織田信長禁制(木札)」 …
去七月廿六日堂山乗捕之時、被官人并井出藤九郎別而走廻、殊白石縫殿助討捕之由、太神妙也、弥可抽戦功之旨可申聞之状如件、 永禄五 八月十日 氏真(花押) 三浦土佐守殿 →愛知県史 資料編11「今川氏真感状」(井出文書) …