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飛騨国の三木良頼、上杉輝虎に美濃国における織田信長の戦勝を伝える

就濃州之儀、尾張守如存分被申付、為祝儀宝蔵院差越被申珍重候、殊更時宜可然之由候、於良頼本望候、弥長久被仰談候者尤ニ候、於様躰者、宝蔵院・竜蔵坊可被申候条、不能具候、恐々謹言、

六月十五日

良頼(花押)

山内殿

→愛知県史 資料編10「三木良頼書状」(伊佐早文書)

1567(永禄10)年に比定。

 美濃国のこと。尾張守が掌握したとのことで、祝儀のため宝蔵院を派遣して報告され、素晴らしいことです。ことさらに時宜が相応しいだろうのことで、良頼としては本望です。ますますの武運長久を仰せになられたのはもっともなことです。状況は宝蔵院と竜蔵坊が申し上げるでしょうから、詳しくは述べません。

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