近衛前嗣、上杉輝虎の戦功と改姓を称える
(切紙) 芳札祝着候、まつゝゝ相州之儀、数年つゝかなきところに、馬をよせられ、剰小田原之地ことゝゝく放火のよし、前代未聞、申へきやうもこれなき名誉まてにて候、然者、馬をたてられ、此刻あいはたさるへきよし候へとも、各断而異 …
(切紙) 芳札祝着候、まつゝゝ相州之儀、数年つゝかなきところに、馬をよせられ、剰小田原之地ことゝゝく放火のよし、前代未聞、申へきやうもこれなき名誉まてにて候、然者、馬をたてられ、此刻あいはたさるへきよし候へとも、各断而異 …
[印分「如律令」] 当手軍勢甲乙人乱暴狼藉之事、堅令停止之訖、若於違犯之輩、可処厳科者也、仍如件、 天文十五[丙午] 六月十五日 長興寺 龍門寺 伝法寺 →「今川義元朱印状」(田原市大久保・長興寺文書) 当方の軍勢・ …
(今川義元花押) 禁制 一 軍勢甲乙人等濫妨狼籍之事 一 寺内山林竹木截取事 一 軍勢寺中陣取并号見物出入之事 右、於背此旨輩者、速可加成敗者也、仍如件、 天文十二年十月十五日 小松原山 東観音寺 →「今川義元禁制」 …
今度三州今橋之城小口取寄之時、了念寺へ可相移之由成下知候之処、不及異儀■前馳合堅固相踏之旨、忠功之至感悦也、今月十■日辰剋、同城外構乗崩之刻、不暁ニ宿城江乗入、自身■粉骨、殊同名親類被官以下蒙疵、頸七討捕之条、各別紙遺感 …
(封紙ウワ書) 「松井左近尉とのへ」 (端書) 「(切封墨引)」 今度甚二郎逆心之儀訴出之旨、忠節之至也、然者松平甚大郎為同心可令奉公也、仍如件、 十二月十一日 義元(花押) 松井左近尉とのへ →愛知県史 資料編10「今 …
今度兄甚二郎構逆心、敵同意之処、為返忠申出之段、甚以神妙也、然者彼跡職知行等之事、如近年甚二郎所務宛行之畢、松井左近尉・山内助左衛門尉忠節同意之間、為同心相拘、可抽忠功者也、仍如件、 天文弐拾年 十二月十一日 治部大輔( …
大樹寺 定 一寺中寺外、為私陣取令停止事 一竹木不可伐取事 一寺中門前殺生禁断事 一門前諸役、如近年免除事 一寺領・祠堂以下、徳政之沙汰不可有之事 右、於背此旨輩者、速可処罪科者也、仍如件、 天文十九年十月十日 ( …
永代うり渡申田地之事 合弐拾貫文者 右、彼田地之事、依有要用永代うり渡処実正也、月堂より被譲候田地之事候間、公方年貢一銭も無御座候、於子々孫々不可有違乱候也、あちわ弐石七斗目、同はた四百目、うり売[衍]申候、仍永代状 …
「上書 西嶺様[是ハ大林寺隠居之事、] 自 三河岡崎 慶度」 此所ニ二下り候へとも、かミ悪敷成見へ不申候、 阿大より可被申上とも、取乱候間無其儀候、駿河衆至今橋とりかけ候、今日迄させる行なとも候ハす候、味方中堅固被申 …
天文十二 八廿日 就 禁裏様御修理之儀、日野町殿御下向、 御内書頂戴忝畏入奉存候、則鳥目五万疋調進仕候、可然之様取成所仰候、恐々謹言、 七月廿三日 治部大輔義元 謹上 大舘左衛門佐殿 →戦国遺文 今川氏編「今川義元書状写 …