北条氏康、安保左衛門尉に、浄法寺からの訴えを却下したと伝える
今度不慮之造説出来由候、余無心元間、令啓候、抑薩埵陣之内、及数度於諸口戦功走廻、難尽紙上候、其上小幡三河守・同長根両人を引付、不浅忠信処、証據も証文も無之義、浄法寺申出歟、誠非可取上候、無証文而加様之義申懸付者、誰有而安 …
今度不慮之造説出来由候、余無心元間、令啓候、抑薩埵陣之内、及数度於諸口戦功走廻、難尽紙上候、其上小幡三河守・同長根両人を引付、不浅忠信処、証據も証文も無之義、浄法寺申出歟、誠非可取上候、無証文而加様之義申懸付者、誰有而安 …
きす御痛之由披露申候、いしや被仰付候得共、未罷着候、軈而可越由被仰出候、可御心安候、以上、 二月廿日 康忠(花押) 「(奥ウハ書)宇津木殿 御報 垪伯」 →群馬県史 「垪和康忠書状」(大阪府宇津木文書) 傷が痛ん …
(封紙ウハ書)「真田源三郎殿」 来書披見候、然者、なくるミの事得其意候、左候へ者、其許之様子京都之両使被存候間、則彼両人迄其方使者差上候、定而披露可被申候、将又菱喰十到来、令悦喜候、猶榊原式部太輔可申候也、 十一月十日 …
一翰具令披見候、榎本本意先以大慶候、小山落居歴然候、随而息左衛門丞煩平癒之由、大慶候、働前候間、別而養性可為肝要候、恐々謹言、 追而太方煩長病ニ者、更ニ難治候、但、近日者、少見直候、折角可有推察候、 七月八日 氏政(花押 …
就太方様御煩、一翰祝着候、経年月極労候、更無頼候、雖然、於保養無由断候条、昨今少験気之分候、哀々取延度候、将又甲州無仕合之儀、無是非候、然共彼分国諸境目無異儀由候間、至于今日、当方迄之苦労ニ無之候、委曲期重説候、恐々謹言 …
御太方御煩、経年月大病候間、更難治候、土用中極ゝ養性候、無少験気候、此上も勿論於保養者、少も不足有間敷候、恐々謹言、 六月廿三日 氏政(花押) 清水上野入道殿 →小田原市史 通史編 原始 古代 中世 別冊 小田原北条氏五 …
幸便之間令啓候、抑路次無相違御上洛之由伝承、令安堵候、御在国中者、毎物無風流之式、失面目候、雖然、無等閑申承候儀、于今ゝゝ難忘、御残存計候、就中、京都様子如何、 御上洛御催候哉、実説不聞候、便ニ具可記給候、委曲記来便候、 …
景虎向新田出陣之由、従方ゝ註進同然候、早ゝ可有動用意候、今一註進之様子、能ゝ聞届、為先衆五日之内、必立可申候、為其以飛脚申候、恐々謹言、 壬八月廿九日 氏政(花押) 「源三殿」 →小田原市史 資料編 小田原北条1「北条氏 …
御返事ニ候へ共、此御つかいかへりまいらせ候ほとに、一ふて申まいらせ候、まりやつしん地ニきんこくさい人しゆをこし候事も、しかゝゝとしりまいらせ候ハす候、まりやつなんきのよし申こし候時ハ、人しゆこし候とハ申候へ共、たれ人ゆき …
今度氏親御供申、参州罷越候処、種ゝ御懇切、上意共忝令存候、然而、氏親被得御本意候、至于我等式令満足候、此等之儀可申上候処、遮而御書、誠辱令存候、如斯趣、猶巨海越中守方披露可被申候由、可預御披露候、恐惶頓首謹言、 閏十一月 …