伊達政宗、前田利家に、羽柴秀吉への取り成しを依頼する
去秋不入斎為指上候以来様子、無心元候条、近日以客僧可申述旨候処ニ、不入所ヨリ去月十一日之書状昨十三到来、乍■■自其元京都江御使節指副、別而御馳走之義共申越候、殊年中可為御上洛候哉、弥当国之義、可然之様ニ御執成任入申候、会 …
去秋不入斎為指上候以来様子、無心元候条、近日以客僧可申述旨候処ニ、不入所ヨリ去月十一日之書状昨十三到来、乍■■自其元京都江御使節指副、別而御馳走之義共申越候、殊年中可為御上洛候哉、弥当国之義、可然之様ニ御執成任入申候、会 …
御出陣之由風聞、依之以使申達候、具御返答可為本望候、仍腹巻一領[惣毛紺]、甲一刎[同毛]、進之候、猶令附與月斎口上候、恐ゝ謹言、 正月十七日 氏直(花押) 伊達殿 →神奈川県史 資料編9564「北条氏直書状」(伊達文書 …
節々音問祝着候、如露先書候徳一色落居、元来堅固之地利ニ候之間、不及普請、本城三枝土佐守二三之曲輪、朝比奈駿河守・同名筑前守在城、去十五日清水之津江移陣築地利、岡部豊前守以下海賊衆差置、今日納馬候、佐久郡衆者其表之備ニ候之 …
[懸紙ウワ書]「伊達左京大夫殿 人々御中 施薬院 全宗」 其以後者無差儀候之条、致無音候処、道有罷下間令啓上候、京都弥属静謐、九州諸大名在洛候、東国之儀も無事罷成、北条美濃守今度被上洛、御礼被申上候、然者貴殿之儀、其 …
尚ゝ、勅作薫物十貝・照布一端令進之候、表祝儀計候、 御札殊臘燭一折、御懇情祝着仕候、随而従切流斎尊書并両種拝受候、忝存候、可然様御取成奉憑候、不計御上洛待入候、猶笠越可被申展候条、令省略候、恐惶謹言、 二月廿五日 全宗 …
[懸紙上書]「大藤與七殿 自小田原」 四日之註進状披見、喜瀬川表遠候を出、敵討捕候、心地好仕合肝要候、高名之者ニ感状遣候、謹言、 三月六日 氏直(花押) 大藤與七殿 →戦国遺文 後北条氏編3672「北条氏直書状」(大藤 …
至息誾千代譲状之趣、銘々令披見、以袖判申候、殊当城置物等、堅固被申与候次第、乍案中感心候、親類・家中衆被申諌、向後其堺弥静謐之調儀肝要候、猶重々可申候、恐々謹言、 六月十八日 義統(花押) 宗麟(朱印) 麟白軒 →北 …
立花城家督之事、道雪於無男子者鎮連兄弟之内、以分別可被申与之由承候、尤肝要候、連々如申候、当城之事、其堺覚候之条、倍堅固之格護、不及申候、然者向後、右之内一人登城之儀可為若輩候歟、成人之間者、鎮連同前令在城勤番可然之段、 …
何比御帰候哉、我ゝ者、與風罷帰候、其時分迄者、御帰之沙汰不承候キ、先日者、自小田原御札、殊船之 御印判調候而、我等迄満足ニ候、態是又御札、殊ニ初物給候、則致賞味候、然者御世上強敷候而、咲止ニ候、我ゝ罷帰砌者、以之外之様ニ …
いつくしまおもての事、もうきすいりやう候、こなた心中とうせんに候、しせんよきちうしんもあるへく候やとまち入、いかかに候、なをたんこの守申へく、かしく、 十月三日 よし長(花押) おこう まいるへく候 →豊前市史「大内義 …