北条氏政、氏規に曲輪の状況を伝えるよう指示
書状今十九披見候、鈴木被指遣模様、何も心得申候、 一曲輪割之模様尤候、兼日者、大筋目迄候、絵図を一ツ被成、役所之定之模様、推札をして可給候、是者被定儀、大途之印判罷出候、必ゝ三日中能ゝ被成、間数迄委あそはし可給候、如何ニ …
書状今十九披見候、鈴木被指遣模様、何も心得申候、 一曲輪割之模様尤候、兼日者、大筋目迄候、絵図を一ツ被成、役所之定之模様、推札をして可給候、是者被定儀、大途之印判罷出候、必ゝ三日中能ゝ被成、間数迄委あそはし可給候、如何ニ …
今般佐竹義重向于当表動候処、中務太輔入性節ゝ言上、感悦之至候、当城両三度動、宿城雖取懸候、堅固防戦故、無指儀候て、卯刻令退散候、定可為満足候、殊更昨日其地之相動候処、堅固之備故、早ゝ引染候、肝要御大慶候、此度之模様一ゝ氏 …
官途之事申上候、可有御意得候、謹言、 九月廿五日 (足利義氏花押) 一色中務太輔殿 →神奈川県史 資料編3「足利義氏書状写」(相州文書所収鎌倉郡江嶋下之坊文書)
せんとハ山しろのかミ殿ゆいもつとして、梅のゑ一ふく給候、ひさう申へく候、此たひのしあわせ、なかゝ申事なく候、されともくはうさまよりおほせ付られ、うちしにをとけられ候へハ、御ちうしん申におよはす候、うち政ニおゐても、せひな …
今度彼煩諸医者失行、既不可有存命由存処、貴辺以御療治得験気、平癒候、誠奇妙不浅次第候、於氏政厚恩不知謝所候、仍刀一[正宗]、久令所持不離身候、并黄金卅両、進之候、委細猶助五郎可申候、恐々謹言、 十月十一日 氏政 →神奈川 …
急度以使申候、源三散ゝ煩由申越候、一段致恐怖候、貴辺憑入度由、遣使由不及候、御苦労候共、一夜帰、早ゝ御越御覧被届、一薬憑入外無他候、猶嶋津弥七郎可申候、恐々謹言、 正月十日 氏政(花押) 豊前山城守殿 →神奈川県史 資料 …
雖未通候、令啓達候、抑両太神宮御仮殿朽損以外候、然間、六角殿江依懇望、内宮御仮殿造替候、就先年両太神宮遷御前儀、外宮可為先之由、公武御教書厳重候、其謂内宮江相届之処、彼造宮延引候、外宮造営料難調候、此節以御神忠、致成御造 …
態申入候、抑前年在京中御懇之儀、難忘忝存候、当国不慮之題目無是非候、然処家督之儀、無去所候間領掌、唯今礼申候、仍為祝儀黄金弐両令進覧候、聊表嘉例計候、毎事期後音候旨、可請御意候、恐惶謹言、 八月十日 義元(花押) 逍遥院 …
先度以状申述候、為其国合力、来十六日諸勢可差越候、田原申合、抽而其動肝要候、例式於無沙汰者不可然候、此方勢衆逗留之内ニ細川ニ一城取立、上野通路無相違候様ニ、調談専一候、此儀就庶幾者、各以近番、加西衆可■相踏候、巨細諸勢相 …
今度於参州十月十九日合戦、当手小勢ニ候之処、預御合力候、令祝着候、御粉骨無比類之段、屋形様江申入候、猶自朝比奈弥三郎方可在伝聞候、恐々謹言、 十一月十一日 宗瑞(花押) 巨海越中守殿 →愛知県史 資料編10「伊勢宗瑞書状 …