『戦国合戦の舞台裏』

本書(洋泉社新書y・盛本昌広著)は、戦国時代の合戦は具体的にどのように行なわれたか、を判りやすく解説した内容である。出陣の準備から行軍、食料や武器の調達方法、陣中生活の決まりから退陣方法までを網羅している。たとえばどこか 『戦国合戦の舞台裏』

『穴山武田氏』

武田氏の研究者である平山優の著作で、戎光祥出版の中世武士選書シリーズの1冊として刊行された。このシリーズは『武田信重』や『安芸武田氏』など、武田系の渋い品揃えで知られるが、『羽生城と木戸氏』『箕輪城と長野氏』といった関東 『穴山武田氏』

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『関東戦国史と御館の乱 ~上杉景虎・敗北の歴史的意味とは?』

伊藤潤・乃至政彦の共著で、洋泉社の文庫yから刊行されている。 先週紹介した『上杉景虎―謙信後継を狙った反主流派の盟主』(以下前書)と同じモチーフを扱っている。第2章までを関東の戦国史概観に据えていることから、調査初心者に 『関東戦国史と御館の乱 ~上杉景虎・敗北の歴史的意味とは?』

歴史を調べる意義

『クビライの挑戦 モンゴルによる世界史の大転回』(杉山正明著・講談社学芸文庫)を読んで、考え込んでしまった。 この本は丁寧な解説でモンゴル帝国の成り立ちと限界点が紹介されている良著で、世界史の授業でよく言われる「モンゴル 歴史を調べる意義