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中世地震資料 その2

『地震と噴火の日本史』岩波新書・伊藤和明著。噴火系と、津波型、内陸直下型で区分けして解説している。文はかなり平明で判りやすいので、入門書になるかと思う。 明応地震については殆ど触れておらず、どちらかというと、江戸期以降の …

中世地震資料 その1

『中世の巨大地震 』(歴史文化ライブラリー・矢田 俊文著)を読了。1498(明応7)年の地震が比較的詳しく書かれている。が、中世の震災は殆ど史料がないことが確認できただけだった。貞観の大地震はさておき、書状がある程度出て …

地震史の調査

2011年3月11日に発生した『東日本大震災』の死者数が増え続けている。過去の災害と比較してその要因を探ることができれば、今後の犠牲者は抑えられるかも知れない。そう思い至り、調査カテゴリに加えることにした。 一つ気になっ …

震災に知る都人の驕慢

3月11日、東北を激震が襲った。その後凄まじい津波が東北太平洋岸を襲い、犠牲者は万を優に超えるという(3月15日現在)。同時に福島第一原子力発電所のメルトダウン、火力発電の修復もままならず、東京でも節電が叫ばれるようにな …