伊勢宗瑞、甲斐国都留郡における、神田祐泉の忠節を賞す
九月廿日於甲州都留郡合戦、無粉骨比類、弥可被励忠節候、謹言、 九月廿二日 [宗瑞花押] 神田祐泉 →小田原市史 通史編 原始 古代 中世 別冊 小田原北条氏五代発給文書補遺 「伊勢宗瑞感状写」(松蘿随筆集古三十三) 9 …
九月廿日於甲州都留郡合戦、無粉骨比類、弥可被励忠節候、謹言、 九月廿二日 [宗瑞花押] 神田祐泉 →小田原市史 通史編 原始 古代 中世 別冊 小田原北条氏五代発給文書補遺 「伊勢宗瑞感状写」(松蘿随筆集古三十三) 9 …
桐野作人著・アスキー新書。史料ベースできっちり構成されている。とはいえ『関ヶ原前夜』と比較すると、二次史料の多用が目立つ。興味深かったのは、小早川秀秋の家臣である稲葉正成・平岡頼勝が、徳川家康側近の山岡道阿弥・岡野江雪斎 …
現代語では『一両日』というと1~2日となる。一(1)から両(2)とするためだ。では戦国期はどうか。アップした文書から検索すると4例が挙がった。 01)用所之義、町人一両人被相加、厳密ニ可致候 必要なことは、町人『一両人』 …
長年籠城祝着候、其郷堅固簡要候、巨細定而弥二郎・大道寺可申候也、謹言、 明応六[丁巳]十二月五日 [宗瑞御判] 大見三人衆中 →小田原市史 通史編 原始 古代 中世 別冊 小田原北条氏五代発給文書補遺 「伊勢宗瑞書状写」 …
「用所」の例を挙げてみる。 01)世間只今之義相替候間、用所不成事候 世間の現在の状況は変わってしまったので、『用所』もならないことです。 02)過半小田原之川へ引上而置、用所次第可乗出候 大半を小田原の川へ引き上げて配 …
新田証人上下貮人預ヶ被為置候、用所之義、町人一両人被相加、厳密ニ可致候、公用之義者、取越相調、重而以日記可申上、速ニ可被下者也、仍如件、 酉[虎朱印] 三月七日 大草左近大夫 奉 三嶋町 瀬古 →戦国遺文 後北条氏編「 …
瑞渓院殿の危篤と氏政の出馬延期の相関性を考えているが、天正10年の甲信侵攻作戦での氏政不出馬のケースともつながるように思えて興味深い。この時の氏政は天正3年の榎本攻略時より追い詰められていた。 氏直を主将とする「大手」は …
覚書:北条氏政、清水上野入道に、大方の病状を伝えるで謎として、氏政と清水上野入道の位置関係が不明であることを挙げた。 その後、上田案独斎・毛呂土佐守への氏政書状を見た。どちらも「太方」の病状について触れている。『後北条氏 …
Androidでの文字入力が楽過ぎて、古文書のテキスト化と解釈作成もPCから移行しつつある。旧字体の入力にしてもマイナーな字だとWindowsではマウスによる手書きになる訳だから、始めから手入力の方が早い。 とはいえ、A …
一札具披見候、去十九東金へ押詰、土気・東金両地郷村毎日悉打散候、諸軍ニ申付、敵之兵粮を苅取、今朝中一宮へ籠置候、此表者明隙候、此上之模様、諸老令談合、可落着候、西口無替儀由、令得其意候、恐々謹言、 八月廿八日 氏政(花押 …