今川義元、蒲神社に森林保護の禁制を下す
[印文「如律令」]蒲神立宮之事 右、森林濫截取事、堅停止之畢、如前々可神主計、若於有違背之輩者、依注進可加下知者也、仍如件、 天文十九[庚戌] 四月八日 蒲西方 神主 →戦国遺文今川氏編「今川義元朱印状(折紙)」(蒲 …
[印文「如律令」]蒲神立宮之事 右、森林濫截取事、堅停止之畢、如前々可神主計、若於有違背之輩者、依注進可加下知者也、仍如件、 天文十九[庚戌] 四月八日 蒲西方 神主 →戦国遺文今川氏編「今川義元朱印状(折紙)」(蒲 …
ディケンズの小説はどの作品も我が家のように寛げる空間だ。ページをめくると馴染みの顔ぶれがいつも迎えてくれる。世情が騒がしい昨今、どうしても読みたくなって気に入りの3作品からこれを選んだ。 ディケンズが完結させた長編として …
[外題]北条氏綱公御書置 [追而書]其方儀、万事我等より生れ勝り給ひぬと見付候得ハ、不謂事なから、古人の金言名句ハ聞給ひても失念之儀ある[へ]く候、親の言置事とあらは、心に忘れがたく可在哉と如此候、 一、大将によらす、諸 …
星崎根上之内今度鳴海江同心之もの共跡職、悉為欠所上者、堅可遂糺明者也、仍如件、 天文廿四 二月五日 上総介 信長(花押) 一雲軒 花井右衛門尉兵衛殿 →愛知県史 資料編10「織田信長判物」(徳川美術館所蔵文書) 星崎 …
『雪の峠・剣の舞』(岩明均著・KCコミック)は、歴史関係のブログでいくつか取り上げられた名作だ。特に『雪の峠』は佐竹氏に詳しい方も絶賛していたので、書店に少量入荷したという機会に購入してみた。結果からいうと、絶賛は正しい …
雖未申通候、馳走候、抑今度尾州之儀属本意由候、天下之名誉不可如之候、将亦万松院殿御時、治部大輔へ御所望之段、御約束之子細候キ、堅雖被仰置候、近日雪斎毎事令斟酌、不存之由候条、此節馳走可為御祝着候、武命取合肝要候也、謹言、 …
於参州織田備後守間之事、重不及鉾楯弥属無事、都鄙儀令馳走者可喜入之段、対今川治部大輔遣内書候、無相違様被仰下者可為喜悦候、此等趣、可加意見之旨、彼年寄中被加芳言者可然候、猶聖護院殿可有演説候、恐惶謹言、 六月廿八日 義藤 …
化野燐著・角川文庫。現在までに2作出ている。私はたまたま2作目から読んでみたが、かなり興ざめなシーンもあった。それぞれ独立してはいるものの、流れとしては1作目から読み進むことが想定されているようだ。対象年齢が若そうだし本 …
今回アップした書状が少しややこしいので、解釈の手順を記してみる。この書状は、由比氏に宛てられたものだから、群がる債権者に対して左衛門尉が「義元が払わなくていいと保証している」と言い放つためのツールだ。債権者の中には、逆に …
代々雖為忠節、借用之米銭過分之間、就不及返弁、数年令山林、連々依訴訟申上重而召出、旧借等一円停止之畢、然者捨置■飯尾若狭守相頼、先年契約之時、借用米銭事申立候条、依難準自余、加下知、従当年米百俵宛、六年ニ六百俵、代物弐拾 …