菩提心院日覚、鵜殿玄長に、周辺の状況を伝える
就僧衆参詣、便書預示候、尤祝着之至候、御国静謐、其許弥御盛勢之由及承候、定本懐之至候、随而当国之錯乱、惣国之義者、過半無為〓[口+愛]調寄候、当城之義、于今不相済候而、鉾楯半候、去年以来之儀候間、要害逐日無力過之条候、見 …
就僧衆参詣、便書預示候、尤祝着之至候、御国静謐、其許弥御盛勢之由及承候、定本懐之至候、随而当国之錯乱、惣国之義者、過半無為〓[口+愛]調寄候、当城之義、于今不相済候而、鉾楯半候、去年以来之儀候間、要害逐日無力過之条候、見 …
孫次より状当来候へ共、■■寺御書■■■■■不申候之由、得意頼入候、存盛義故候、 帰国已来無覚束過行候之処ニ、使僧太儀ニ被越候、其許様躰承候而、満足之至候、 一、城主遠行驚入候、最以急度人をも進度候へ共、時分柄之義候間 …
今度、山口左馬助別可馳走之由祝着候、雖然織備懇望子細候之間、苅屋令赦免候、此上味方筋之無事無異儀山左申調候様、両人可令異見候、謹言、 十二月五日 義元(花押) 明眼寺 阿部与五左衛門殿 →戦国遺文 今川氏編1051「今川 …
追而定而阿善九申候、半左衛門殿へ別而可申候へ共、急候間御報不申候、非如在候へく候、御心得頼入申候、 御札之趣得其旨候、仍今十七日尾・濃之堺羽黒与申地ニ森庄蔵楯籠候を、御馬被出彼地以先勢乗破、敵千余被為討捕候、庄蔵敗北之有 …
信玄退散本望候、仍長々在陣、各御苦労無是非候、此上之儀、弥御馳走憑入候外無他候、猶御厨伯耆入道口上可有之候、恐々謹言、 卯月廿八日 氏真(花押) 大藤式部丞殿 →戦国遺文 今川氏編2357「今川氏真書状」(大藤文書) …
珍札披見本望候、仍去年有太神宮御萱米料之儀被仰越間、雖斟酌申候、春木方達而被致候故、及披露、返事之旨申入候、遠州之義者、去年被申分候条、不及是非候、参州之事者領掌候、但三州手始令落之候、相残候国々之儀、同前ニ可被仰越候、 …
自筆之尊翰■■■本望候、先々被得■■■珍重候、西尾之御事、大方御心得候哉、義■御造意不及■■■、即時ニ御舎弟長三郎殿為人質緒川へ御越候而、緒川・苅屋之■■西尾城へ被入候、何御不足候哉、不能分別候、下ニ而ハ大河内・富永与十 …
信心志も人の意持もいつくもゝゝかハらぬ物にてこそ候へ、京都ハ山門と和談とやらんの様に成候而、心安勤行をも諸法花共ニせられ候よし候、当宗の事、入らく次第の事にて候、過分に代物を仕候而、これほとにも成たる■■候、本禅にも負物 …
今廿三日下条志摩守罷帰、如申者、向懸川取出之地二ケ所被築、重而四ケ所可有御普請之旨候、至其儀者、懸川落居必然候、当陣之事、山半帰路以後、弥敵陣之往復被相留候之条、相軍敗北可為近日候、可御心安候、随而上野介・朝比奈駿河守・ …
就今度駿府錯乱、懸河城江相移之処、西原善衛門尉有同心、捨身命馳走之段、無比類候、本意之上、此旨氏康へ可申立候、恐々謹言、 十二月十六日 氏真(花押) 西原源太殿 →戦国遺文 今川氏編2205「今川氏真書状」(西原文書) …