伊勢外宮神主度会備彦、今川義元が内宮に遷宮費用を納めるのを、留保するよう求める
就内宮可有御造替、御用脚之儀御屋形江申由候、先以目出候、然者今度外宮巡番ニ相当之条、縦雖従内宮被申候、先之致相拘候者、神慮尤可然候、 叡慮・上意被仰合筋目候、為御心得申入候、京都御沙汰次第重而自是御左右可申候、恐々謹言、 …
就内宮可有御造替、御用脚之儀御屋形江申由候、先以目出候、然者今度外宮巡番ニ相当之条、縦雖従内宮被申候、先之致相拘候者、神慮尤可然候、 叡慮・上意被仰合筋目候、為御心得申入候、京都御沙汰次第重而自是御左右可申候、恐々謹言、 …
今度佐久間切候事、無比類候、然者兼約之事ニ候得者、藤井隼人名田之内を以為五拾貫文出置候、於末代不可有相違候、仍如件、 天文十八 十月廿七日 安部大蔵 在判 石河右近将監 在判 天野孫七郎殿 →静岡県史「石河右近将監・安部 …
北丹進退之事、越相一味申上者、有御赦免、可被懸御意候、此儀其方頼入存候、委細源三申入候、恐々謹言、 卯月廿七日 氏康 山吉孫次郎殿 →戦国遺文 後北条氏編「北条氏康書状写」 北丹(北条丹後守)の進退ですが、越後と相模が …
貴札委細拝見申候、仍信秀より飯豊へ之御一札、率度内見仕候、然者御され事共、只今御和之儀申調度半候事候条、先飯豊へ者不遣候、我等預り置候、惣別彼被仰様、古も其例多候、項羽・高祖之戦、支那四百州之人民煩とて、両人之意恨故相戦 …
来翰祝着候、殊鮭給候、賞翫申候、随而当陣之儀、其以後就被成吉良殿逆心、近日西条へ動之儀申付、彼庄内悉放火、二百余討捕候、可御安心候、就中東口無別状候哉、承度候、猶期来信候、恐々謹言、 閏十月四日 義元(花押) 幻庵御房 …
去十六日於狐橋、被官小木源三郎切疵三ヶ所、木下藤次郎矢手、中村兵衛太郎切疵弐ヶ所、片切彦三郎矢手、小者一人矢手、各合鑓走廻候、此旨有御披露、御証判御申被下候者可畏入候、恐惶謹言、 八月廿五日 天野小四郎 虎景 飯尾善右衛 …
先度於舟渡橋、岩小屋江後詰之人数多之討捕、御粉骨之至、無比類御感状被遣候、源二郎殿、両度抽御馳走、御感悦異于他被思召候、然間、御腰物正恒、被進候、御面目之至候、将又九八郎殿儀、御親類中人質於牛久保ニ被置、以身血重諸余不可 …
今度依大夫殿自身御合力、■■■祝着候、殊長陣労功無是非候、猶三浦惣右衛門尉可申候、恐々謹言、 十一月十九日 義元(花押) 水上殿 →静岡県史「今川義元書状写」(駿河志料巻八十一旧新宮神主文書) 今度は大夫殿ご自身がご助 …
去十九日、於尾州口不慮之御仕合、無是非次第候、然者左衛門佐殿、無比類御動、被思食御感候、就其被成御書候、此上之儀、御城之段、御油断有間敷候。尚以左衛門佐御事、日下者不聞得候、今度之儀者、眞是非無申事候。爰元之儀、涯分無油 …
預御札候、厥以来者遠路故不申通候、仍不慮之仕合義元討死無是非次第、不可過候推察候、拙者儀者最前鉄鉋ニ当不相其仕場候、雖然至于只今存命失面目候、就中当屋形可有御音信之旨候、拙夫于今三州在陣之儀候条、帰国之上令披露、久遠寺江 …