今度佐久間切候事、無比類候、然者兼約之事ニ候得者、藤井隼人名田之内を以為五拾貫文出置候、於末代不可有相違候、仍如件、

天文十八

十月廿七日

安部大蔵 在判

石河右近将監 在判

天野孫七郎殿

→静岡県史「石河右近将監・安部定吉連署状写」

この度佐久間を切ったことは比類のないことです。よって兼ねて約束していたように、藤井隼人の名田の内から50貫文拠出します。末代に至るまで相違はありません。

※「佐久間切候事」は意味不明なので暫定的に「切ったこと」と訳している。

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