どこからがマニアなのか
以前テレビ番組で、城が好きな芸人が「こいつ、天守閣を見たら何城か判るんだって 😯 」と揶揄されていた。そしていきなりクイズが出た。表示される天守閣を見て城の名前を当てろということだったが、モニターに出てきたのは熊本城。ど …
以前テレビ番組で、城が好きな芸人が「こいつ、天守閣を見たら何城か判るんだって 😯 」と揶揄されていた。そしていきなりクイズが出た。表示される天守閣を見て城の名前を当てろということだったが、モニターに出てきたのは熊本城。ど …
前回から間が空いてしまったが、考察を続けてみようと思う。織田信長と徳川家康の不在という局面で、東国はどうなるのか……。 後継者が幼児のみとなった徳川家で今川氏真が頭角を現わす。氏真は、北条氏政からの申し出を受けて、家 …
12月1日からのエントリーでは、古文書のアップを優先する。これは2月に刊行予定の『戦国遺文 今川氏編2』によって今川氏関連文書が増える予想に備えるものであり、また、様々な論の展開に必要な文書を補充する目的もある。 いつも …
2009(平成21)年のNHK大河ドラマ『天地人』で過剰な悪役演出をとられ、またWikipediaの記述も現在停止中となっている遠山康光について、その実像に近い情報を掲出してみたいと思う。 この氏族は、幕府奉公衆だった美 …
※本エントリは1998年と2010年の小田原を比較した個人的な覚書である。 前のエントリ「小田原1」の続き……。 幸田門を更に進む。ナック中村屋は外見そのままで健在にも思えるが、内部を見ていないので判らない。ここは古いデ …
『戦国大名の危機管理』(黒田基樹著・歴史文化ライブラリー)では、北条氏康がぎりぎりの状況で国を保っている姿が描かれている。飢饉と侵略をモチーフにした良書だが、ここでは若干異なる見地を試みようと思う。 政治とは、未来に向か …
小田原城内の樹木伐採で出てくるかも知れない遺構については、下記にある既存の事例が参考になるだろう。 『小田原市史 別編 城郭』(小笠原清編・小田原市)による推測 小田原城の始原(大森氏以前)は御前曲輪東にある異質な構造物 …
小田原城跡公園の本丸・二の丸の景観を江戸期のものにするプロジェクトが、小田原市とTBSの間で紛争となっている。TBS著作の番組『噂の!東京マガジン』内で、小田原市が予定している公園内樹木の伐採を揶揄する内容を放映したため …
『戦国史研究 第60号』の『今川氏真の「宗誾」署名初見史料』(長谷川幸一)において、気になる記述があったので考察してみる。 今川氏真書状写は1575(天正3)年に比定できる。取次役の秋葉寺に伝わっていた。つまり、本来の宛 …
過日、高野書店で『小田原市史 後北条氏1』を購入するため、10年ぶりに小田原へ行った。さすがに町並みも変わっており、昔日の面影はなかった。そこで、私が知っている1976~86年頃の小田原と比べた所感を残しておこうと思う。 …