貴札之趣、氏直父子具為申聞候、委細直被申達候、有御得心、可然様御取成所仰候、可得御意候、恐々謹言、
極月九日
 北条美濃守 氏規(花押)
駿府 貴報人々御中

→戦国遺文後北条氏編3571「北条氏規書状写」(古証文五)

天正17年に比定。

 お手紙の内容を氏直父子に詳しく申し聞かせました。詳細は直接申し渡しました。お心得あり、しかるべきようにお取り成しをと仰せのところです。御意を得ますように。

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