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今川氏真、小笠原与左衛門尉が飯田口合戦で負傷したことを賞す

今度於飯田合戦之時、粉骨殊被切疵五ケ所之由、所無比類也、弥可励軍功之状如件、

永禄六年 十二月廿日

 上総介(花押)

小笠原与左衛門尉殿

→戦国遺文 今川氏編1948「今川氏真感状」(小笠原文書)

 この度飯田での合戦のとき、粉骨して特に切り傷5箇所を負ったとのこと。比類のないところである。ますます軍功に励むように。

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