4月
22
今度当表隙入ニ付而、榎本ニ以三百之人数在陣可走廻由
という表現がある。「隙入」を当初「すきいる」=「隙を狙って入り込む」のように漠然と解釈していたが、以下の語義があることが判った。
『古文書古記録語辞典』
ひまいる 手間どる、手数がかかるの意。
『時代別国語大辞典』
ひまいり 心ならずも時間をとられる用事。
ということで、アップした文書の解釈は、
この度、この方面で手間取っている件で、榎本に300の人数で在陣して活躍なさるだろうとのこと
とするのが正しいようだ。
Address: https://old.rek.jp/?p=5958
なるほど。コレもアレですね。
さようです。信長自筆の
我等御隙入候者
上斗候 無用候
相州之使これを
其元にて仕立候て
ミやけとして可遣候
かしく
夕庵まいる 信
と同様ですね。その節は誤解釈で失礼しました 🙁