7月
23
大手諸軍在陣之内、万一古河・栗橋之間へ敵動有之付而者、何時も栗橋川向迄、町人衆悉払而馳参、布施美作守相談、相応之儀可走廻候、若致無沙汰者有之者、後日聞出次第、可行重科候、如何ニも入精可走回候、仍如件、
[虎朱印]三月十三日
[宛所欠損]
→戦国遺文 後北条氏編 2150「北条家朱印状写」(下総旧事三)
天正8年に比定。
大手の諸軍が在陣する状況で、万一古河・栗橋の中間点に敵が攻撃してきたなら、何時でも栗橋の川向こうまで町人が全員馳せ集まり、布施美作守に相談し、的確な対応を行なって下さい。もし欠席する者があれば、後日聞き出し次第に重罰に処すでしょう。どうやってでも精を入れて活躍して下さい。
Address: https://old.rek.jp/?p=5303
no comment untill now