願書

右趣意者、信長公兼日如被仰定、御輿速当方江被入、御入魂至于深重者、即関東八州氏直本意暦然之間、当社建立之事、早速対氏直可令助言者也、仍如件、

天正十年三月廿八日

氏政(花押)

三嶋

 神主殿

→小田原市史 資料編小田原北条2「北条氏政願文」(三嶋大社所蔵)

願書。右の趣旨は、信長公が以前に仰せになった通り、速やかに当方へお輿入れなさって、親密さを深く重ねるに至るならば、それが関八州が氏直の本意となることは明白なので、当社建立のことは、早速氏直に助言することでしょう。

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