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今川氏真、穴山信君に、父信友への弔意を伝える

幡竜斎遠行、於氏真力落無是非候、仍為御吊定恵院越申候、随而香奠五千疋進之候、委細高井兵庫入道可申候、恐々謹言、

十二月廿三日

氏真(花押)

武田彦六郎殿

→静岡県史 資料編7「今川氏真書状写」(楓軒文書簒巻四十)

 幡竜斎の逝去で、氏真は力を落としていますが是非もないことです。定恵院が弔意を問い合わせてきたので、香典として5,000疋(50貫文)を進呈します。詳しくは高井兵庫入道が申し上げるでしょう。

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