就沓屋之大方死■■御書中候、則御陣下へ進上申候、将又先日之以後、御陣之模様、珍説無之候条、不申入候、重而御左右候者、自是可令申候、其境目珍敷子細候者、御注進尤候、恐々謹言、

三月廿九日

 四郎 勝頼(花押)

栗原伊豆殿

→戦国遺文 武田氏編「武田勝頼書状」(塩山市・恵林寺文書)

 沓屋大方の訃報について、すぐに陣中へ提出しました。その一方で先日以来陣地の様子でおかしな点はなかったので報告していません。重ねて周囲の状況をこちらから連絡させます。そちらの境目で妙な点があれば詳細をご報告されるのがもっともです。

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