徳川家康、朝比奈弥太郎に、北条氏規の上洛を促す
濃州上洛依遅延、重而其方差越候、一刻も早く被上候様可申事肝要候、此方逗留中上洛候ヘ者、仕合可然候間、其通能ゝ可申、若於相延者、先可帰国候、委細日限待入候也、 七月十四日 御書判 朝比奈弥太郎とのへ →小田原市史 中世I …
濃州上洛依遅延、重而其方差越候、一刻も早く被上候様可申事肝要候、此方逗留中上洛候ヘ者、仕合可然候間、其通能ゝ可申、若於相延者、先可帰国候、委細日限待入候也、 七月十四日 御書判 朝比奈弥太郎とのへ →小田原市史 中世I …
一、先年織田信長へ御使可遣候時分、惣国へ分銭懸り候、我ゝ手前へも黄金三枚あたり候、則家中ヘ可申付候へ共、手まへの以失墜大途へ納候、諸人之手前勿論知行役ニかけ候事、 一、先年土肥之御普請かゝり候、我ゝ手前を以可致ほとを被申 …
敬白 起請文 一、其方御父子之儀、於 殿下御前悪様申なし、佞人之覚悟を構へ、御分国中毛頭不相望事、 一、今月中、以兄弟衆京都へ御礼可被申上事、 一、出仕之儀、於無納得者、家康娘返給事、 右条ゝ、存曲折、令違犯者、 梵 …
尚ゝ、勅作薫物十貝・照布一端令進之候、表祝儀計候、 御札殊臘燭一折、御懇情祝着仕候、随而従切流斎尊書并両種拝受候、忝存候、可然様御取成奉憑候、不計御上洛待入候、猶笠越可被申展候条、令省略候、恐惶謹言、 二月廿五日 全宗 …
薬院へ以使申入候、御心得御取成可給候、又薬院御女中かたへ終不申入候、是者こなたへ少御好も候、此度申入候間、是又能ゝ御取成頼入候、委者鈴七ニ申含候条、不能具候、恐ゝ謹言、 七月四日 氏規判 「 自大坂 北美入道 …
中郡白根表ニ京勢地衆集居所打散、敵一人討捕、走廻至、忠信感悦候、弥可抽粉骨候、小田原へ申立、可遣 御感状候、当時往行就不自由ニ、先自判を出之者也、仍如件、 天正十八年[庚寅] 四月十七日 大和守(花押) 御検使 大藤 …
[懸紙上書]「大藤與七殿 自小田原」 四日之註進状披見、喜瀬川表遠候を出、敵討捕候、心地好仕合肝要候、高名之者ニ感状遣候、謹言、 三月六日 氏直(花押) 大藤與七殿 →戦国遺文 後北条氏編3672「北条氏直書状」(大藤 …
同名与八郎下地を捨候歟、然者、彼拘如前ゝ致、一人相拘可然候、若及莵角ともからあらハ、早ゝ可註進候、速ニ預之候、為後日出一札候、謹言、 拾二月廿三日[印文未詳] 鈴木七郎殿 →戦国遺文 後北条氏編4984「某印判状」(鈴木 …
[切紙]着到帳 六人 與五郎 拾九人 玉井帯刀左衛門尉 六人 落合與三郎 三人 同三河守 六人 関山右衛門尉 三人 川村外記亮 三人 井上市右衛門尉 三人 酒向新兵衛 三人 賀藤與太郎 三人 塀内修理亮 弐人 竹本筑前守 …
至息誾千代譲状之趣、銘々令披見、以袖判申候、殊当城置物等、堅固被申与候次第、乍案中感心候、親類・家中衆被申諌、向後其堺弥静謐之調儀肝要候、猶重々可申候、恐々謹言、 六月十八日 義統(花押) 宗麟(朱印) 麟白軒 →北 …