去月晦日、大河取出江相働、端城乗入、悉令放火、并敵二人討捕之由、甚以心地好候、弥馳走可為祝着候、恐々謹言、

六月七日

 氏真 判

奥平源二郎殿

→戦国遺文 今川氏編2653「今川氏真感状写」(東京大学総合図書館所蔵松平奥平家古文書写)

去る月晦日に大河砦を攻撃し、端城に乗り入れてことごとく放火、合わせて2人を討ち取ったとのこと。とても心地よいことです。ますます奔走するなら祝着です。

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