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武田晴信、御宿左衛門尉に、三輪彦右衛門の知行を与える

別而可抽奉公之由候之条、為重恩三輪彦右衛門知行出置候者也、仍如件、

永禄十二 二月十四日

 信玄(花押欠)

御宿左衛門尉殿

→戦国遺文 今川氏編2274「武田晴信判物写」(国立公文書館所蔵古今消息集八)

 特別に奉公にぬきんでているだろうとのことですから、重ねての恩として三輪彦右衛門の知行を拠出するものである。

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