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今川氏真、四宮惣右衛門尉が掛川へ随伴した功を称す

当城江令供相越趣、無比類之処ニ、相州■■可走廻由、弥以感悦也、猶以不準自余■引立召使可申候、仍如件、

正月十五日

 氏真(花押)

四宮惣右衛門尉殿

→戦国遺文 今川氏編2249「今川氏真感状」(第七回錦糸町西武大古本市出品文書)

花押形より永禄12年に比定。

 当城へ共をして移ってきたのは比類がないことであるところに、相模国(へ使者を務める?)活躍するとのこと、ますますもって感悦である。なおもって他とは違って引き立てて使っていくだろう。

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