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上杉房能、発智六郎左衛門尉が、相模国実田要害で負傷し活躍したことを賞す

去年十二月廿六日、於相州実田要害、自身被疵、被官等同前、粉骨之至感之候、弥励軍功候者、可為神妙候、謹言、

正月十三日

 房能(花押)

発智六郎右衛門尉殿

→神奈川県史 資料編36449「上杉房能感状」(発智文書)

1505(永正2)年に比定。

 去る年12月26日、相模国実田要害において、自ら負傷し、被官も同様でした。粉骨の至りと感じ入っています。ますます軍功に励まれるなら神妙なことでしょう。

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