鷹之鶴初ニ候、浦山敷候、小田原へ則遣候、将又動之模様をハ、左馬助ニ委細書付渡候、三浦にて彼書付、其方可入披見候、両人を当所ニ致候、恐ゝ謹言、

九月廿七日

氏政(花押)

上総入道殿

→戦国遺文 後北条氏編 1875「北条氏政書状」(堀内久勇氏所蔵文書)

天正4年に比定。

 鷹狩の鶴は初物です。羨ましいことです。小田原へすぐに送って下さい。それから、作戦の状況を左馬助に詳しく書付で渡しました。三浦にてその書付をあなたに見せるでしょう。両人宛を1通にまとめました。

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