「牧野右馬允殿 上総介」

今度於富永・広瀬合戦、被官人稲垣平右衛門合鑓、殊敵一人付伏候旨神妙云々、弥可存忠信之旨可申聞之状如件、

永禄五年

七月三日

上総介(花押)

牧野右馬允殿

→静岡県史 資料編7「今川氏真感状」(牧野文書)

 この度の富永と広瀬における合戦で、被官の稲垣平右衛門が槍を合わせ、特に敵1人を突き伏したことは神妙であるという。ますます忠信に思うように、申し聞かせることはこのようである。

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