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今川氏真、穴山信君に戦況を尋ねる

其以後者不申承候、仍高白斎注進之分者、越後衆雖令出張、無指儀退散之由先以御安心候、其後如何候哉承度候、因之陣中江以飛脚申候、恐々謹言、

八月廿九日

氏真(花押)

武田彦六郎殿

→戦国遺文 武田氏編「今川氏真書状」(内閣文庫所蔵「諸州古文書」四上)

 一件以来ご無沙汰しております。高白斎の報告によると、越後国衆が出撃してきたものの、成果もなく退散したとのことで、まずはご安心です。その後どのような状況かお知らせ下さい。ということで陣中に飛脚を送りました。

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