コンテンツにスキップ

北条氏康、匝嵯氏が安房から上越への使者を捕縛したことを褒める

今度自房州、越上州へ候使両三人搦捕候、先代未聞忠節候、定而重而可通候間、涯分可〓(身+忍)候、仍太刀一腰助包、遣之候、并為給恩貮十貫文、永可充行者也、仍如件、

六月十一日

氏康(花押)

匝嵯殿

→戦国遺文 後北条氏編「北条氏康書状」(保阪潤治氏所蔵文書)

1545(天文14)年に比定。

 この度安房国から越後・上野国への使者3名を捕縛したこと、前代未聞の忠節です。きっと重ねて通るでしょうから、更に励んで下さい。助包の太刀1腰を進呈し、ならびに給恩として20貫文を末永く与えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です