(今川義元花押)
[印文「帰」]するかのくにしたの郡うつたりの郷のうち、ちやうけいしかた[田はたけ 山屋しき]本そう共ニ一所之事
右、ほたいのために、新きしんとして、なかくまゐらせ候うへハ、ちきに取務あるへく候、かしく、
[印文「帰」]天文十八年[つちのとのとり]十一月廿三日
 しゆけい
とくくわんしそうゑい長老

→戦国遺文 今川氏編917「寿桂尼朱印状」(静岡市駿河区向敷地・徳願寺文書)

 駿河の国志田郡内谷郷のうち、長慶寺方の田畑・山・屋敷の本分・増分ともに一所のこと。右は、菩提のために新たな寄進として末永く進呈しまますので、直接管理していただきますように。

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