去々年以来、別而走廻、於在々所々忠節異于他之由、長尾新六注進、感入候、国本意候上、有勇様ニ可相計候、恐々謹言、

十月十七日

 憲房

発知六郎右衛門殿

→駿河台大学論叢第41号 6「発知三郎右衛門宛感状写」(歴代古案三)

1509(永正6)年に比定。

 一昨年以来、特別に活躍し、あちこちで忠節をなしたのは他者と異なると長尾新六が報告してきて、感じ入りました。国が本意となった上は、勇みとなるように計らいましょう。

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