去九日、至大代口松平蔵人取懸之処、各走廻、敵数多討捕候、殊自身粉骨之旨、雖不始于今感悦候、弥無由断用心等肝要候、謹言、
十一月十三日
氏真判
奥平監物丞殿
→戦国遺文 今川氏編1880「今川氏真感状写」(東京大学総合図書館所蔵松平奥平家古文書写)
永禄5年に比定。
去る9日、大代口を松平蔵人が攻撃してきた際に、各々が駆け回り、敵を多数討ち取りました。特にご自身が粉骨されたことは、最初ではないとはいえ今も感悦です。ますます油断のないよう用心なさるのが大切です。
去九日、至大代口松平蔵人取懸之処、各走廻、敵数多討捕候、殊自身粉骨之旨、雖不始于今感悦候、弥無由断用心等肝要候、謹言、
十一月十三日
氏真判
奥平監物丞殿
→戦国遺文 今川氏編1880「今川氏真感状写」(東京大学総合図書館所蔵松平奥平家古文書写)
永禄5年に比定。
去る9日、大代口を松平蔵人が攻撃してきた際に、各々が駆け回り、敵を多数討ち取りました。特にご自身が粉骨されたことは、最初ではないとはいえ今も感悦です。ますます油断のないよう用心なさるのが大切です。