去九月三州江酒井右京進為使指遣之処、令同心、同十日嵩山於宿城最前塀ニ付合鑓、無比類相動之旨、甚以感悦之至也、弥可励忠功之状、仍如件、
永禄四年 十月八日
氏真(花押)
伊久美六郎右衛門尉殿
→戦国遺文 今川氏編1756「今川氏真感状」(広島大学所蔵文書)
去る9月三河国へ酒井右京進を使者として派遣したところ、同心いただき、同月10日嵩山の宿城において最も前で塀について槍を合わせました。比類のない働きであること、はなはだもって感悦の至りである。ますます忠功に励むように。
去九月三州江酒井右京進為使指遣之処、令同心、同十日嵩山於宿城最前塀ニ付合鑓、無比類相動之旨、甚以感悦之至也、弥可励忠功之状、仍如件、
永禄四年 十月八日
氏真(花押)
伊久美六郎右衛門尉殿
→戦国遺文 今川氏編1756「今川氏真感状」(広島大学所蔵文書)
去る9月三河国へ酒井右京進を使者として派遣したところ、同心いただき、同月10日嵩山の宿城において最も前で塀について槍を合わせました。比類のない働きであること、はなはだもって感悦の至りである。ますます忠功に励むように。