(天文5年5月)

十日甲子、(中略)

一仮殿御遷宮事、六七月之間可然由、自小田原雖有之、駿州之其逆乱材木不調間、八月迄申延畢、材木者両月ニ可罷着之由註進有之、今川氏輝卒去跡、善徳寺殿・花蔵殿、依争論之合戦也、

→静岡県史 資料編7「快元僧都記」

 10日。一、仮殿への御遷宮のこと。6~7月の間に執り行うべきこと。小田原より指示があったものの、駿河国のその戦乱で材木が調達できず、8月まで延長しました。材木は両月に到着するとの報告があったが、今川氏輝が卒去した後、善徳寺殿・花蔵殿が争論によって合戦となったものである。

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